
アンダーテイカーって結局何者で、いまどうなってるんだろう…。
この記事では、黒執事のアンダーテイカーの正体について解説します。
結論から書くと、公式のキャラクターページに「元死神」と明記されていました。
ところが最新シリーズでは、その紹介文ごと姿を消しています。
- 正体は元死神と公式に明記
- 公式表記は葬儀屋にアンダーテイカーのルビ
- 目的は『動く死体』の進化
- 声は諏訪部順一さん
- 緑の魔女編では紹介文が非掲載
検索すると、過去の因縁まで細かく書いた記事が並びます。
ただし、そこまで公式に載っているかは別の話でした。
この記事では公式のページに書いてあることだけを並べ、確認日もすべて添えます。
黒執事アンダーテイカーの正体は公式に明記

まずは公式の紹介文を、そのまま読んでみましょう。
たった3文に、人物の芯が収まっていました。
この先には、寄宿学校編の内容に触れる部分があります。
公式が公開しているあらすじの範囲ですが、未視聴の人はご注意ください。
公式が書く元死神という一語
アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』のキャラクターページ(公式サイトで登場人物を紹介する頁)に、紹介文が置かれています。
全文はこちらです。
元死神。
自身の好奇心から、動く死体「歪んだ肉人形」を造り出す。
以前は裏社会の情報屋として、セバスチャンやシエルと協力関係にあった。
アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』公式サイト キャラクター紹介
いきなり元死神という3文字から始まります。
死神(人の死に関わるとされる存在)だったという過去が、真っ先に置かれている形。
登場人物の紹介文を出発点にする読み方は、CLANNADのネタバレを解説した記事でも取りました。
葬儀屋と書いてアンダーテイカー
名前の書き方にも、公式の決まりがありました。
あらすじの本文では「葬儀屋」と書いて「アンダーテイカー」とルビ(漢字の上に小さく添える読み方)が振られています。
キャラクター欄では「葬儀屋(アンダーテイカー)」という並べ方でした。
| 公式の場所 | 名前の表記 |
|---|---|
| キャラクター欄 | 葬儀屋(アンダーテイカー) |
| あらすじ本文 | 葬儀屋にアンダーテイカーのルビ |
| グッズの商品名 | 葬儀屋ペーパーナイフ |
つまりカタカナだけで書くのは、公式の書き方とは少し違います。
漢字が本体で、カタカナは読み方という位置づけでしょう。
名前の表記から作品に入る楽しみは、一生に一度は見たいアニメをまとめた記事でも味わいました。
寄宿学校編で明かされた正体
正体はあらすじ(公式が各話の内容を短くまとめた文)にも書かれていました。
寄宿学校編の第10話「その執事、賛同」が、その回にあたります。
さらに校長に扮していた人物の正体が、かつてファントムハイヴ家の協力者だった葬儀屋(アンダーテイカー)であることが明らかになる。
アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』公式サイト 第10話あらすじ(ルビは括弧で表記)
校長に扮していたという書き方が、そのまま置かれています。
考察を待つまでもなく、公式が先に答えを出している形。
あらすじだけで筋を追う進め方は、この記事でも通していきます。
公式あらすじが書く目的と動く死体

次は、何をしようとしているのかを見ていきます。
どれも公式の文章に出てくる言葉です。
歪んだ肉人形という呼び名
紹介文の2文目に出てくるのが、動く死体という言葉でした。
公式はそれを「歪んだ肉人形」という呼び名で括っています。
造り出した理由として書かれているのは、自身の好奇心という一語だけ。
- 造り出すのは動く死体
- 公式の呼び名は「歪んだ肉人形」
- 理由として書かれるのは自身の好奇心
復讐でも私利でもなく、好奇心と書かれている点が引っかかります。
動機の薄さが、そのまま不気味さになっている形。
言葉選びから人物を読む作業は、名無しの漫画のネタバレを全部まとめた記事でも欠かせませんでした。
動く死体の進化という目的
目的についても、公式のあらすじがはっきり書いていました。
第10話の締めに置かれた一文が、こちらです。
彼の目的は『動く死体』の進化だという。
アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』公式サイト 第10話あらすじ
造るところで止まらず、進化させることが目的だと書かれています。
紹介文の「好奇心」とも、きれいに地続きになっている形。
ただし、どこまで進化させたいのかまでは書かれていません。
秘密結社との関わり
同じあらすじには、事件の背景も添えられていました。
生徒失踪の真相として挙がっているのが、秘密結社・暁(アウローラ)学会による死者蘇生です。
秘密結社(目的や会員を隠して活動する集まり)という言葉が、公式に出てきます。
| 公式に書かれていること | 出てくる場所 |
|---|---|
| 元死神である | キャラクター紹介 |
| 動く死体を造り出す | キャラクター紹介 |
| 校長に扮していた | 第10話あらすじ |
| 目的は『動く死体』の進化 | 第10話あらすじ |
| 秘密結社による死者蘇生 | 第10話あらすじ |
結社との関係がどこまで深いのかは、あらすじからは読み取れません。
蘇生(死んだものを生き返らせること)という語が出るところまでが公式の範囲。
事件の背景をたどる進め方は、あかね噺のネタバレを整理した記事でも同じでした。
黒執事アンダーテイカーとファントムハイヴ家の関係

敵なのか味方なのかも、紹介文にヒントがあります。
2つの表記から、距離の変化が読み取れます。
かつての協力者という表記
第10話のあらすじには、「かつてファントムハイヴ家の協力者だった」と書かれています。
協力者(仕事を助ける立場の人)という語が選ばれている点が大事です。
しかも「かつて」と付いているため、いまは違うと読めます。
- 以前は協力関係にあった
- かつての協力者だった
- 校長に扮していた
3つとも過去形で書かれているのが分かります。
味方だった時期があると示しつつ、いまは別だと匂わせる書き方。
主従の側から見た関係は、黒執事のセバスチャンを公式の記載で整理した記事にもまとめています。
裏社会の情報屋だった過去
協力の中身も、紹介文に書かれていました。
肩書きは裏社会の情報屋(裏社会で情報を売り買いする役目)です。
相手としてセバスチャンとシエルの名前が、そろって挙げられています。
いつから協力していたのか、なぜ離れたのかは書かれていません。
この記事では、そこを埋める推測を載せずにおきます。
葬儀屋という表の顔と、情報屋という裏の顔が並ぶ構造です。
この作品の登場人物には、同じ形の書き分けが何人も見られます。
立場が入れ替わる人物の描き方は、ちるらんの江戸青春編のネタバレを整理した記事でも印象に残りました。
黒執事アンダーテイカーの声を担当する諏訪部順一

声の担当も、公式のキャスト表で確かめられます。
確認できた作品だけを並べます。
テレビシリーズと劇場版
寄宿学校編と緑の魔女編、どちらのキャラクターページにも同じ名前が載っていました。
担当しているのは諏訪部順一さんです。
劇場版(映画館で公開される作品)の『黒執事 Book of the Atlantic』でも、キャスト表に名前が並びます。
| 作品 | 公式での表記 | 担当 |
|---|---|---|
| 劇場版『Book of the Atlantic』 | 葬儀屋 | 諏訪部順一 |
| 『黒執事 -寄宿学校編-』 | 葬儀屋(アンダーテイカー) | 諏訪部順一 |
| 『黒執事 -緑の魔女編-』 | 葬儀屋(アンダーテイカー) | 諏訪部順一 |
ここに挙げたのは、公式サイトで原文を確かめられた作品だけです。
それ以外の作品については、この記事では扱いません。
作品をまたいだ配役をたどる進め方は、ダイヤのAのアニメを全話まとめた記事でも取りました。
声から入るときの手がかり
声優の名前は、作品を追うときの目印にもなります。
キャスト表に名前があれば、その作品に登場すると分かるからです。
逆にキャラクターページの掲載だけでは、出番の多さまでは読み取れません。
- キャスト表にあれば登場は確か
- 出番の多さまでは分からない
- あらすじと合わせて見ると精度が上がる
あらすじに名前が出てくる回を探せば、出番の見当もつくでしょう。
緑の魔女編では、第12話のあらすじに名前が出てきます。
キャストの並びから作品を読む見方は、名探偵コナン漆黒の追跡者を解説した記事でも使いました。
公式グッズの説明文に残る見た目の手がかり

キャラクターページには、外見の説明が置かれていません。
代わりの手がかりが、思わぬところにありました。
顔や首と手の傷と指輪
アニプレックス公式のニュースに、グッズの案内が残っています。
2015年11月10日に出た人形の紹介文が、こちらです。
11月6日より予約開始!
アンダーテイカーの顔や首、手の傷、指輪も忠実に再現した、究極の逸品となっています。
アニプレックス公式ニュース(2015年11月10日)
ここに顔や首、手の傷、指輪という具体的な特徴が並んでいました。
キャラクターページに書かれていない情報が、商品の説明に残っている形。
公式の情報を探す入り口を広げる考え方は、ちいかわの漫画がどこで読めるかを調べた記事でも役に立ちました。
死神の鎌という呼び名
武器についても、同じやり方で確かめられました。
展覧会の特設サイト(催しや企画のために作られた専用の頁)に、商品の説明が置かれています。
そこで使われていたのが、「死神の鎌」(デスサイズ)という呼び名でした。
| 見た目や持ち物 | 公式のどこに書かれているか |
|---|---|
| 顔や首、手の傷 | 公式ニュースのグッズ紹介 |
| 指輪 | 公式ニュースのグッズ紹介 |
| 死神の鎌(デスサイズ) | 展覧会の通信販売特設サイト |
| 髪や瞳の色 | 記載を確認できず |
デスサイズという語が、公式の文章に出てくると分かります。
いっぽうで髪や瞳の色については、記載を確かめられていません。
公式の記載をたどる面白さは、歴代の人気漫画ランキングの読み方でも書いたところです。
緑の魔女編で消えた紹介文

ここが、この記事でとくに手間をかけた比較です。
同じ公式サイトの、同じ欄どうしを見比べました。
寄宿学校編には紹介文がある
寄宿学校編のサブキャラクター欄には、3文の紹介文が載っていました。
正体も、造り出すものも、過去の関係もまとめて書かれている状態です。
ほかのキャラクターと同じ形式でそろえられています。
- 1文目は正体
- 2文目は造り出すもの
- 3文目は過去の関係
読む側にとっては、これだけあれば十分でしょう。
初めて名前を知った人でも、立ち位置がつかめます。
同じ欄を読み比べる作業は、黒執事のメイリンを公式の記載で整理した記事でも続けてきました。
緑の魔女編は声優名だけ
ところが最新シリーズでは、様子が変わります。
緑の魔女編のサブキャラクター欄には、名前と声優名しか載っていませんでした。
同じ欄のフィニアンやメイリンには、3文の紹介文が付いています。
| 人物 | 寄宿学校編 | 緑の魔女編 |
|---|---|---|
| 葬儀屋(アンダーテイカー) | 紹介文あり | 声優名のみ |
| メイリン | 紹介文あり | 紹介文あり(書き換え) |
| フィニアン | 紹介文あり | 紹介文あり |
紹介文が省かれているのは、この人物だけではありません。
それでも、寄宿学校編で説明されていた人物が外れているのは目を引きます。
公式の表示差をたどる作業は、淡島百景のネタバレをまとめた記事でも欠かせませんでした。
行方不明という設定との重なり
緑の魔女編のあらすじを読むと、事情が見えてきます。
第12話「その執事、尋訪」の一文が、こちらです。
ディーデリヒの屋敷に身を寄せたシエルは、寄宿学校での事件以来、行方不明となっていた葬儀屋(アンダーテイカー)がディーデリヒのもとを訪れていたことを知る。
アニメ『黒執事 -緑の魔女編-』公式サイト 第12話あらすじ
行方不明となっていたと、はっきり書かれています。
紹介文が載っていないことと、設定が重なって見える形。
紹介文が省かれた理由について、公式の説明は見当たりません。
この記事では理由を断定せず、2つの事実を並べるだけにしておきます。
黒執事アンダーテイカーで公式に見当たらない情報

ここからは、あえて書かないことをはっきりさせます。
確認したのは、各シリーズの公式ページと公式ニュースです。
脱退の経緯は書かれていない
検索結果には、死神をやめた経緯を細かく書いた記事が並びます。
ところが公式の紹介文にあるのは、元死神という3文字だけでした。
いつ、なぜ離れたのかについては、記載を確かめられていません。
当サイトでは、公式で確かめられない設定を本文に書かない方針をとっています。
読者が別の場所で説明を見かけたときに、出どころを確かめられるようにするためです。
その説明が誤りだと言いたいわけではありません。
原作の本編やガイドブックに載っている可能性もあるでしょう。
一次情報(制作元や出版社が自分で出している情報)と二次情報(誰かがまとめ直した情報)を分ける姿勢は、杖と剣のウィストリアのネタバレを分析した記事でも変えていません。
本名や年齢の記載もない
プロフィールにあたる項目も、公式には置かれていませんでした。
本名・年齢・身長のいずれも、記載を確認できないまま。
強さについても、数値や力の比較は出てこない状態です。
| よく見かける情報 | 公式ページでの確認 |
|---|---|
| 死神をやめた経緯 | 記載を確認できず |
| 本名・年齢・身長 | 記載を確認できず |
| 強さの数値・力の比較 | 記載を確認できず |
| 先代当主にまつわる因縁 | 記載を確認できず |
| 元死神であること | 紹介文に明記 |
確かめられたのは、正体と目的と過去の関係という3点でした。
逆に言えば、そこだけは安心して人に話せます。
裏の取れる情報とそうでない情報を分ける作業は、みいちゃんと山田さんのネタバレを整理した記事でも通しました。
黒執事アンダーテイカーについてよくある質問

検索で多く見かける疑問に、公式の表記をもとに答えました。
- Q黒執事のアンダーテイカーの正体は何ですか?
- A
公式の紹介文に「元死神。」と明記されています。伏せられてはいません。原文は元死神という一語で引用しました。
- Q目的は何ですか?
- A
寄宿学校編 第10話のあらすじに、『動く死体』の進化だと書かれていました。どこまで進化させたいのかは不明のまま。詳しくは進化という目的をご覧ください。
- Q声優は誰ですか?
- A
諏訪部順一さんです。寄宿学校編・緑の魔女編・劇場版のキャスト表で確認できました。一覧はキャスト表に並べています。
- Q葬儀屋とアンダーテイカーはどちらが正しい表記ですか?
- A
公式は「葬儀屋」と書いて「アンダーテイカー」とルビを振っていました。キャラクター欄では「葬儀屋(アンダーテイカー)」という並べ方。書き分けは名前の表記で説明しました。
- Qファントムハイヴ家とはどんな関係ですか?
- A
公式には「以前は裏社会の情報屋として、セバスチャンやシエルと協力関係にあった」と書かれています。あらすじでも「かつての協力者」という過去形。経緯はファントムハイヴ家との関係にまとめました。
- Qどの回で正体が明かされますか?
- A
寄宿学校編の第10話「その執事、賛同」です。公式のあらすじに書かれている範囲なので、未視聴の人はご注意を。該当箇所は明かされた正体で引用しました。
- Q顔の傷は公式に書かれていますか?
- A
キャラクターページにはありませんが、公式ニュースのグッズ紹介に「顔や首、手の傷、指輪」と書かれていました。思わぬ場所に手がかりが残っている形。出典は傷と指輪で示しています。
- Q武器は何ですか?
- A
展覧会の特設サイトに「死神の鎌」(デスサイズ)という呼び名が出てきました。形状や性能の説明までは見当たりません。詳細は死神の鎌という呼び名をご覧ください。
- Q緑の魔女編に出ていますか?
- A
キャラクターページに名前があり、第12話のあらすじにも登場します。ただし紹介文は載っていません。事情は消えた紹介文で整理しました。
- Q死神をやめた理由は公式に出ていますか?
- A
確認した公式ページに、その記載は見当たりませんでした。当サイトでは裏の取れない経緯を書かない方針。考え方は脱退の経緯に書いてあります。
まとめ:黒執事アンダーテイカーは公式の3文から読み解こう

黒執事のアンダーテイカーの正体は公式に明記されていて、最新シリーズではその紹介文ごと姿を消しています。
どの情報を信じるか迷っているあいだは、作品を楽しむ時間が削られるばかり。
公式の3文を先に読んでおけば、何が確かで何がそうでないかの線が引けます。

紹介文が載らない回を追いかけるのも、この作品ならではの楽しみ方ですよ。
気になったときは、各シリーズのキャラクターページを開いてみましょう。
あるはずの欄が空いているだけで、物語の現在地が見えてきます。

