
おすすめ記事を何本も読んだのに、結局どれを見ればいいのか決まらない…。
この記事では、人生で一度は見るべきアニメを公的な賞から探す方法と、選ぶときの3つの軸を解説します。
| 選ぶ軸 | 手がかりになるもの |
|---|---|
| 客観的な評価 | 公的な賞に選ばれた作品 |
| かけられる時間 | 劇場版か連続ものか |
| 自分の好み | 好きだった作品の傾向 |
| 視聴できるか | 配信サービスと公式サイト |
先に結論を書くと、出発点は公的な賞に選ばれた作品に置くのが分かりやすいです。
- 出発点は公的な賞に選ばれた作品
- 次にかけられる時間で絞る
- 最後に好みで候補を減らす
- 視聴できるかは配信と公式で確認
基準がないまま探すと、候補が増えるほど決められなくなります。
50選や100選を読み終えて、疲れただけで終わった経験のある人もいるでしょう。
軸を3つに決めてしまうと、今日のうちに1本を選べます。
人生で一度は見るべきアニメは何を基準に選ぶ?

まずは、選ぶときの土台になる3つの軸を整理します。
この順番で絞ると、候補は自然に減っていきます。
客観的な評価という軸
おすすめ記事は、書き手の好みによって並びが変わります。
そこで役に立つのが、公的な賞に選ばれたという事実です。
誰が読んでも変わらない情報なので、出発点として使いやすいでしょう。
- 文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門
- 日本アカデミー賞のアニメーション作品賞
- どちらも公式サイトで一覧を読める
- 選ばれた事実は書き手で変わらない
もちろん、賞に選ばれていない作品にも良さはあります。
迷ったときの手がかりとして使うくらいがちょうどよい距離感でしょう。
かけられる時間という軸
2つ目が、どれだけ時間を使えるかという軸です。
劇場版(映画館で公開された作品)なら、1本を最後まで見届けられます。
連続ものは話数が多く、腰を据える必要があるでしょう。
- 週末に1本なら劇場版
- 毎日少しずつなら連続もの
- 話数は先に確かめておく
- 続きものかどうかも見る
使える時間を先に決めると、候補はぐっと絞れます。
生活に収まる長さから選ぶほうが、最後まで見届けやすいはずです。
自分の好みという軸
3つ目が、自分が何を好きかという軸です。
とはいえ、好みを言葉にするのは意外と難しいものでしょう。
そんなときは、これまで面白かった作品を思い出してみてください。

そういえば、家族の話で泣ける作品ばかり選んでいたかも。
好きな傾向が見えると、賞のリストからも選びやすくなります。
3つの軸を重ねて、残ったものから見はじめるのがこの記事の提案です。
人生で一度は見るべきアニメを公的な賞から探す

ここからは、実際の賞と作品を見ていきます。
どちらも公式サイトで一覧を確認できます。
文化庁メディア芸術祭の大賞に選ばれた作品
文化庁メディア芸術祭は、文化庁が開いていた表彰の催しです。
アート部門やマンガ部門と並んで、アニメーション部門が設けられていました。
公式サイトでは、第1回から第25回までの受賞作品が公開されています。
| 回 | アニメーション部門の大賞 |
|---|---|
| 第1回 | もののけ姫 |
| 第5回 | 千と千尋の神隠し/千年女優 |
| 第10回 | 時をかける少女 |
| 第15回 | 魔法少女まどか☆マギカ |
| 第20回 | 君の名は。 |
| 第25回 | The Fourth Wall |
第1回の優秀賞には「新世紀エヴァンゲリオン」が選ばれています。
第20回の優秀賞には「映画『聲の形』」が並びました。
- 大賞は部門の頂点に選ばれた作品
- 優秀賞は大賞に次いで選ばれた作品
- 新人賞は新しい作り手への賞
- 審査委員会推薦作品という枠もある
第25回では「PUI PUI モルカー」がソーシャル・インパクト賞、「オッドタクシー」が新人賞に選ばれました。
大賞以外の枠まで見ると、候補はぐっと広がります。
日本アカデミー賞のアニメーション作品賞
もうひとつの手がかりが、日本アカデミー賞です。
日本の映画を対象にした表彰で、アニメーション作品賞という枠があります。
受賞結果は、回ごとにページが分かれて公開されていました。
- 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
- 劇場版「チェンソーマン レゼ篇」
- ひゃくえむ。
- ペリリュー -楽園のゲルニカ-
- 劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」
この5作品が、第49回の優秀アニメーション作品賞に選ばれた顔ぶれです。
メディア芸術祭が昔の作品まで追えるのに対し、こちらは近年の劇場版が並びます。
古い名作と最近の話題作を、両方の賞から拾えるのが利点でしょう。
賞を手がかりにするときの注意
ここで気をつけたいのが、賞と自分の好みは別だという点です。
選ばれた作品が、自分にも合うとは限りません。
賞は候補を絞るための入口として使いましょう。
- 賞は候補を絞る入口として使う
- 合うかどうかは自分で判断する
- 受賞していない作品も候補に残す
- 順位ではなく事実として読む
賞に選ばれたという事実は、あくまで出発点にすぎません。
そこから先は、時間と好みで絞るという流れにしていきます。
人生で一度は見るべきアニメを時間で絞る

候補が出そろったら、次は時間で絞ります。
生活に収まるほうを選ぶのが続けるコツです。
劇場版なら2時間ほどで完結する
まとまった時間が取りにくい人には、劇場版が向いています。
おおむね2時間前後で物語が完結するため、区切りをつけやすいでしょう。
日本アカデミー賞のアニメーション作品賞は、劇場版が対象になります。
- 1回で見終えられる
- 途中で止めても戻りやすい
- シリーズものは順番を確かめる
- 上映時間は作品ごとに違う
シリーズの途中作なら、前提となる話を先に押さえておくと理解しやすくなります。
たとえばコナンの漆黒の追跡者の解説のように、作品ごとの背景を先に読む手もあるでしょう。
1本で完結するかどうかを、選ぶ前に確かめておきます。
連続ものは話数とクールで見通しを立てる
テレビで放送された作品は、話数(全部で何話あるかという数)が手がかりになります。
クール(テレビ放送の3か月ひと区切り)という言葉も、おおよその長さを示す目安です。
ひと区切りで終わる作品なら、始めるハードルも下がるでしょう。
- 全部で何話あるかを見る
- 続編があるかを確かめる
- 1日に何話見るか決めておく
- ひと区切りで終わる作品から試す
話数が多い作品でも、1日の本数を決めれば見通しは立つでしょう。
終わりが見える形にしてから始めると、途中で止まりにくくなります。
好みのジャンルから候補を減らす

最後の絞り込みが、自分の好みです。
足し算より、引き算のほうが早く決まります。
好きだった実写作品から寄せていく
アニメをあまり見てこなかった人ほど、好みが分からないものです。
そんなときは、これまで面白かった映画やドラマを思い出すと手がかりになります。
家族の物語が好きだったのか、謎解きが好きだったのかを言葉にしてみましょう。
- 家族や友情を描いた物語
- 謎解きや事件を追う物語
- 成長や部活を描いた物語
- 空想の世界を旅する物語
泣ける物語が好きな人なら、CLANNADのネタバレ徹底解説のような作品解説から傾向をつかむ手もあるでしょう。
好きな傾向が言葉になれば、賞のリストからも選びやすくなります。
苦手な要素から外していく
好きなものより、苦手なもののほうが挙げやすい人もいるでしょう。
その場合は、避けたい要素から候補を外していくやり方が向いています。
怖い描写が苦手、長すぎるものは続かない、といった条件で構いません。
- 怖い描写が多い作品を外す
- 話数が多すぎる作品を外す
- 続編前提の作品を外す
- 残った中から1本を選ぶ
原作(もとになった漫画や小説)がある作品なら、そちらの解説を先に読む手もあります。
あかね噺のアニメ化までの解説のように、雰囲気を先につかんでおけるでしょう。
外していけば、最後に残るのは自分に合う候補になります。
見たい作品を探すときの調べ方

見たい作品が決まったら、視聴できるかを確かめます。
取り扱いは入れ替わるため、その都度の確認が前提です。
配信サービスで取り扱いを確かめる
配信サービス(ネットで作品を見られるサービス)の取り扱いは、時期によって変わります。
そのため、作品名で検索して今の取り扱いを見るのが確かでしょう。
配信されていない作品は、劇場公開や円盤という選択肢もあります。
- 作品名で配信サービスを検索する
- 取り扱いの期間を確かめる
- 劇場公開の予定も見ておく
- 見つからなければ別の候補へ移る
劇場で見るなら、前売り券の特典が用意されることもあります。
もらい方は映画ちいかわのムビチケ特典のもらい方で整理しました。
見られる形を先に決めておくと、選んだあとで止まりません。
公式サイトで作品の情報を読む
作品には、たいてい公式サイトが用意されています。
そこでは物語の導入や登場人物、放送の情報を読めるでしょう。
ネタバレを避けたい人にも、公式の紹介文なら安心して読めます。
- 物語の導入を読む
- 登場人物を軽く見ておく
- 予告の映像で雰囲気をつかむ
- 続編や関連作の有無を確かめる
まとめ記事のあらすじは、結末まで触れている場合もありました。
見る前に読むなら公式の紹介までと決めておくのがおすすめです。
途中でやめないための進め方

見はじめたあとのことも決めておきます。
気楽に始められる形をつくるのが目的です。
最初の数話で続けるかを決める
長い作品ほど、最後まで見られるか不安になります。
そこで、最初の数話を見てから続けるか決めると気持ちがラクになるでしょう。
物語が動き出すまでに時間がかかる作品もあります。

3話まで見てから決める、と最初に決めておけば気が楽だな。
判断の区切りを先に決めておけば、だらだら悩まずにすみます。
まず数話だけ、という始め方を試してみましょう。
合わなければやめてよい
賞に選ばれた作品でも、合わないことはあります。
そこで無理に続けると、アニメそのものが嫌になってしまうかもしれません。
合わなかった作品は、そっと次の候補へ移りましょう。
- 合わなければ次の候補へ移る
- 時間を置いて見直す手もある
- 合わなかった理由を控えておく
- 次の作品選びの材料にする
合わなかった理由が分かると、次の1本を選ぶ精度が上がります。
やめた経験も、好みを知る材料になると考えてみてください。
人生で一度は見るべきアニメの情報を公式で確かめる

最後に、情報の確かめ方をまとめます。
この2つを押さえれば、情報に振り回されにくくなります。
公式サイトと公式SNSを見る
受賞の情報は、文化庁メディア芸術祭の過去の受賞作品で読めます。
映画の賞なら、日本アカデミー賞の受賞結果が回ごとにまとまっていました。
作品の続報は、その作品の公式サイトと公式SNSから出ます。
- 受賞歴は賞の公式サイトで見る
- 作品の続報は公式サイトで見る
- 公式SNSをフォローしておく
- 発信元が公式かどうかを見る
原作からのアニメ化情報も、公式の発表が出どころになります。
姫騎士は蛮族の嫁のアニメ情報のように、原作側の動きから追える場合もあるでしょう。
見る場所を決めてしまうと、確認が習慣になります。
古い記事と最新の情報を見分ける
まとめ記事のなかには、更新が止まったものもあります。
配信の取り扱いや続編の情報は、書かれた時点のものである場合もありました。
読むときは、更新日と発信元をあわせて見ておきましょう。
| 見る点 | 公式の情報 | まとめ記事 |
|---|---|---|
| 発信元 | 賞の主催者や制作側 | 書き手による |
| 更新 | その都度更新される | 止まっている場合がある |
| 使い方 | 事実の確認に使う | 全体像の把握に使う |
声優の交代や休止といった話題も、まず公式の発表にあたります。
たとえば毛利蘭の声優の活動休止についての解説のように、事実関係を追う場面もあるでしょう。
事実の確認は公式、全体像はまとめ記事と役割を分けておきます。
見るべきアニメについてよくある質問

作品を選ぶときによく出てくる質問をまとめました。
- Q人生で一度は見るべきアニメは何を基準に選べばよいですか?
- A
- Q評価の高い作品はどこで調べられますか?
- A
- Q昔の名作にはどんな作品がありますか?
- A
文化庁メディア芸術祭の第1回では「もののけ姫」が大賞に選ばれました。
第5回の大賞は「千と千尋の神隠し」と「千年女優」の2作品です。
一覧は文化庁メディア芸術祭の大賞に選ばれた作品に表でまとめています。
- Q最近の話題作も知りたいのですが。
- A
- Q賞に選ばれた作品なら自分にも合いますか?
- A
- Q時間がなくても見られる作品はありますか?
- A
- Q長い作品を始める決心がつきません。
- A
- Q自分の好みが分からないときはどうしますか?
- A
- Q見たい作品が配信されているか調べる方法は?
- A
- Q見はじめて合わなかったらどうしますか?
- A
まとめ:人生で一度は見るべきアニメは3つの軸で選ぼう

何を見ればよいか決められない人は、公的な賞に選ばれた作品を出発点にして、時間と好みで絞り込みましょう。
- 出発点は公的な賞に選ばれた作品
- 次にかけられる時間で絞る
- 最後に好みで候補を減らす
- 迷ったら数話だけ見て決める
軸を決めてしまえば、探すだけで一日が終わることもなくなります。
50選や100選を読み比べる時間も、そのぶん減るでしょう。

今夜は大賞の一覧から1本だけ選んで、数話見てみよう。
合わなければやめてよい、と決めておけば気軽に始められます。
まずは大賞に選ばれた作品の表から、気になる1本を選んでみましょう。

